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ExcelVBA

Excelの電子印アドインを作りました

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電子印


こんにちは、ippann_seです。


使いやすい電子印のフリーソフトが見つからなかったので自作しました。
どうぞダウンロードしてお使いくださいませ。

ダウンロード
以下のリンクからダウンロードしてください。
ダウンロードリンク
※ウイルススキャン実施済み
※ダウンロード時に警告が出る可能性がありますが、続行してください。
※MD5: 7f c6 54 f9 72 76 ca e1 06 37 de 14 32 99 81 6e
※SHA1:db 74 3e 05 9b 4a 52 ab 7e f0 38 9a 78 f2 11 ec 49 91 14 d5


インストール方法
  1. Excelを起動している場合はすべて終了します。
  2. 「Excel_電子印.zip」を解凍します。
  3. 「Setup電子印.vbs.txt」のファイル名を「Setup電子印.vbs」に変更します。
  4. 「Setup電子印.vbs」を実行します。
使い方
  1. セルを右クリックし、表示されたメニューから「電子印」をクリックします。
  2. 電子印に記載する内容をカンマ区切りで指定し、「OK」をクリックします。
あとがき
・Excel2010までは「Kスタンプ」というフリーソフトが使えたのですが、
 Excel2013以降では使えなくなってしまいました。
 (どうやってもインストールができない...)
・他のフリーソフトを探してみましたが、どうも使い勝手が悪い。
・そこでいっそのこと作ってしまおう!と思いたち作ってしまいました。
・ソースは公開します。改変も自由にしてください。
・Excel2007、Excel2010、Excel2016で動作検証をしています。

(2017-07-09)

【ExcelVBA】XBRLからデータを取得する(後編)

こんにちは、ippanseです。
前編ではXBRLの構造についてお話しました。
後編では実際にXBRLからデータを取得する方法を紹介します。

準備
XBRLはXML言語で記述されています。
その構造を読み込むための参照設定が必要です。
メニューの「ツール」ー「参照設定」から「Microsoft XML v6.0」を追加しましょう。
キャプチャ

コード
例として今期の売上高を取得するコードを書きます。
詳しいことは省略しますが、
・売上高のタグ(jpcrp_cor:NetSalesSummaryOfBusinessResults)かつ
・今期のコンテキスト(CurrentYTDDuration)
の値を取得しています。


プログラムのフローは非常に簡単だと思います。
興味があればトライしてみてください。
(2016-10-08)
 

【ExcelVBA】XBRLからデータを取得する(前編)

こんにちは、ippan_seです。
今回はExcel VBAを使ってXBRLからデータを取得する方法を紹介します。
ボリュームが大きくなりそうなので前編と後編の2回に分けます。

やりたかったこと
それは「 大量のXBRLを1クリックでエクセルファイルに変換する 」です。
巷のフリーソフトでXBRLの解析ツールがありますが、どれも手動で1ファイルずつ読み込むもので 非常に時間がかかります。
例えば、10社分の決算書を3年間分読むならば、
1年に4つの決算書 × 3年分 × 10銘柄 =120
と120ファイルも手作業が必要です。
そんなことやりたくないので自作しちゃいました。

そもそもXBRLとは
eXtensible Business Reporting Languageという XML言語 で書かれた決算情報ファイルです。この中に売上高や経常利益などデータが記載されています。
XMLなのでタグ構造をしており、それぞれのタグには タグ名 コンテキスト名 データ があります。
以下が例XBRLのタグの1つです。 
この例ですと、タグ名は jpcrp_cor:NetSalesSummaryOfBusinessResults (売上高)
コンテキスト名は contextRef="CurrentYearDuration" (今年度)
データが 262324000000 です。(値)

そして最大の特徴ですが全てのタグは タグ名 コンテキスト名 の組み合わせで 一意に識別 されます。つまり、上記例ですと タグがjpcrp_cor:NetSalesSummaryOfBusinessResults で、コンテキストが contextRef="CurrentYearDurationという組み合わせは1つしか無いのです。
希望のデータを取得するためにこの特徴を利用します。

それでは前編は以上です。
後編では取得手順の具体的な方法を紹介します。
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